排泄の自立ー成長の目安ー
基本的生活習慣ってなに?
心も身体も大きく育つために身につけたい習慣のことを「基本的生活習慣」と言い、小学校入学前にはしっかり身に付けたい事柄です。今まで「食事」「睡眠」「清潔」「着脱」についてお話してきました。
今日は排泄についてです🙋
排泄のポイントの1つに「オムツをいつ、どの様に取るか」という事があります。これはまた別で詳しくお伝えしますね。今日は排泄の自立に関して、成長の見通しをお伝えします👦🚻👧
排泄の自立ってなんだろう?
それは、オムツが取れることだけではありません🚽
自分で尿意・便意を感じて、自分でトイレに行って、自力で出して、出来ればトイレの床などを汚さずに使って、ペーパーや水で陰部をキレイにして、衣服を整えて、手を洗ってから出てくる。
この一連の流れがいつも出来る様になると「排泄のトレーニングは終了した」と言って良いでしょう👌
7才位までに教えると、当たり前の感覚としてしっかり身に付けることが出来ます😊
成長の目安
だいたいですが、ほとんどの子どもは以下の様に成長していきます💡
1~2才
➡おしっこが出たことが分かる。オムツに出たことを教えたり、トイレに座ると出ることもある。オムツが外れても、大便だけはオムツでしたがる子もいる。
3才
➡多くの子がオムツが外れている。遊びに夢中でトイレに行くタイミングが遅くなるとお漏らしをしたり、夜寝ている時は失敗することもある。大便のあと、きれいにお尻を拭くのが難しいことが多く、大人による仕上げや確認が必要。
4~5才
➡多くの子がお漏らしをしなくなる。トイレをきれいに使うなど、教えたことを実行することが出来る。
5~6才
➡ほぼ完了している。早く遊びに戻りたくて手を洗わない、汚れても直さないなど、手抜きをする知恵が付いてくる。
こんな風に年齢で書かれると「うちの子はもう〇才なのに大丈夫かしら❓❗」と心配になりますよね。
次回は個人差について触れていきます。参考になさってみて下さい〜