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基本的生活習慣ー着脱ー

心も身体も大きく育つために身につけたい習慣のことを「基本的生活習慣」と言い、小学校入学前にはしっかり身に付けたい事柄です。
今回は「着脱」についてです。

0~1才・洋服の着脱ポイント


洋服は安全で、大きすぎず小さすぎず
動きやすく、安全なものを選んでいますか?
靴やサンダルは足のサイズに合っていますか?

洋服を着させる時には、手足を引っ張らない様に気を付けましょう。
子どもの関節は柔らかいので、強く引いたり、無理にまっすくさせようとすると脱臼する可能性がありますよ。

手足を引っ張るのではなく、洋服を小さくしてから手足に通してあげます

2~3才・洋服の着脱ポイント

 


毎日の洋服を自分で選んでいますか?
だいたい2才くらいから、自我の成長と共に「これを着たい」「これはイヤ」と洋服にもこだわりを持つようになります。

 

このこだわりは一時的で成長と共に変わっていきますが、
「自分のことは自分で決めたい」という自立への一歩を歩んいる証拠です。

洋服だけでなく、靴下、靴、ジャケット、帽子、持ち物など、身に付ける全てを「自分で選んで自分で着る/自分で脱ぐ」を意識しましょう。

ボタン、ファスナー、服の前後、表裏など、少し難しい箇所はやってあげるのではなく、やり方を知らせましょう。

「靴は揃えましょう」といった躾も、2才くらいから出来るようになります。子どもは大人の真似をします。ママ、パパもきれいに揃えて下さいね♪

急いでいるときはどうする?


少し急いで欲しい時は「ココ、手伝っても良い?」「ちょっと急ぐからママも一緒にするね」と子どもに聞いてから行うことをお薦めします。

自我の成長が目覚ましい時期です。自分でしたい気持ちがあることを理解し、尊重しましょう。

4才以上の着脱ポイント


私たちが洋服を選ぶと基準は’好きな服’という理由だけではありません。

「涼しいから上着を着る」
「スニーカーを履くから靴下も履く」
「体操があるから(スカートでなく)ズボンにする」など。
その日のスケジュールに合わせた選択を、子ども自身が出来ていますか?

脱いだ服は、きれいに畳むことが出来ますか?
洗濯するものは決まった場所に置く事が出来ていますか?
脱いだ靴は、きれいに揃えることが出来ていますか?
持ち帰った荷物は、整理整頓が出来ていますか?

自分のことが自分で出来るようになる4ー5歳は、
基本的な躾を伝える良い時期ですよ♪

小学校入学前には確立しましょう


小学校入学前の6~7才頃には、基本的な身支度の全てが自分で出来るようにしましょう。

ママにとっては小さなBOY&GIRLでも、自立への力は十分に備わっています。とは言え子どものする事です。
「丁寧に行えているかな?」
「行い方は正しいかな?」
ひとつひとつを暖かく見守りながら確認して下さいね。

各年齢に合った基本的生活習慣を意識して、自立へのステップを踏んでいきましょう。