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叱るvol.2

 


小さな子どもにどう伝える?


子どもを叱るのは、とても難しいことです。前回は『叱る/怒るの違いを自覚しよう』『伝えたいメッセージを整理しよう』『え~💦何がしたいの?!と言ってみよう』の3つをご紹介しました。

今回は続きですよ。
主にBABY期、言葉がまだよく分かっていない子どもの叱り方です。
叱る方法に正解はないのですが、私の経験から得たことをお伝えしますね。

ポイント① 真剣な雰囲気が大切


BABYの頃は言葉よりも感覚が敏感な時です。また、言葉を獲得している最中であり、知らない言葉も多くあります。

 


アレコレ理屈を言うよりも、ママは真剣な表情を一瞬で作り「いけない事をした」と瞬間的、感覚的に感じ取ってもらいましょう。


私は「メっ!!」という表情を、鏡で練習しました。どういう顔を作ると分かりやすく伝わるか、演出の練習をするのもお薦めです

 

ポイント②「○○はダメ」ではなく、「○○をして欲しい」と言ってみよう


ついつい、こんな風に言っていませんか?
「散らかしちゃダメ!」「叩いちゃダメ!」「やめて!」

この言い方では、子どもは正しい行動を学ぶ事は出来ません。
代わりに「して欲しいこと」を明確に伝えましょう。こんな感じです。

散らかしちゃダメ

⇒「片付けようね」


叩いちゃダメ

⇒「優しく触るよ」「おくち(言葉)でも伝わるよ」


走っちゃダメ

⇒「歩くよ」


やめて

⇒「○○するよ」

 

こんな風にして欲しい事を具体的に伝えることで、ママが何を望んでいるのか理解しやすくなります。

 

ポイント③理屈はシンプルに伝えよう


BABY期も終わり頃になると、「雨⇒外には行けない」「転ぶ⇒痛い」といった、簡単な理屈が分かる様になってきます。
 
「叩くと痛いよ。優しくね」(叩く⇒痛い)
「壊れると遊べないよ、そ~っとね」(壊れる⇒遊べない)

短い言葉でも、“なぜイケないのか” しっかり伝えていきましょう。3才以降の判断力の土台をなっていきます。

年齢に合った、子どもが理解できる「叱る」方法で、愛情ある言葉を。
きっと子ども達の心に届きますよ。