「舐める」0歳から2歳の成長過程と注意点
前回、赤ちゃんが何でも口に入れる理由は「舐めることで確認している」とお伝えしました。
今回は「舐める」成長過程と注意事項についてのお話です😊
0才の「舐める」
人間は、口の中にものを入れようとする本能を持って産まれてきています👶
「口の近くを触わると、それを探すように触れた方向を向く」(探索反射)
「口の縁に触れたら口を開ける。物をくわえたら吸う」(吸啜きゅうてつ反射)
これらの本能が備わっているからこそ、誰かが教えなくても、赤ちゃんは産まれてすぐに乳首をくわえてミルクを飲むことが出来るのです。
生きようとする力を感じますよね💮
そして離乳食が始まると舌で潰しながら飲み込むなど、舌をもっと上手に使いこなしていきます🌟
繊細な舌の発達は、産まれた時から始まっているのです。舌を使って「これは何かな?」と確認しているのも、納得できますよね😊
また歯が生え始める6ヶ月頃には、歯茎に感じる違和感を、おもちゃを噛む事で軽減させようとしている事もあります🌟
1〜2歳ころ
触ってみたり、触らなかったり。
ツンツンと指で突いてみたり、じっと観察をしてみたり。
「〇〇したい」
「〇〇はいや」
そんな五感の発達と意思が育っていくのと同時に、0歳の時に見られた反射は自然消失していきます。
発達ってうまく出来ていますよね✨
おもちゃ等を口に入れる事も、以前よりは少なくなっていきます。けれど目で見たり手指で触ったりしても「それが何なのか」がよく分からなかった物は、本能的に口に入れて確認しようとする姿も見られます😊
気をつけて!
誤って飲みこなまい様に気を付けて❗❗
口の中にすっぽりと入ってしまう小さな物を入れた時には、少し強引にでも口を開けて取り除いてください。
トイレットペーパーの芯の太さは3歳児の喉の奥の大きさ
・・と言われています。
そんな大きいものが本当に喉に入るの?!と思う気持ちはわかりますが、事実です。
トイレットペーパーの芯を通り抜ける事ができる大きさの物は、全て飲み込む危険が潜んでいます。十分に気をつけましょう💦
棒状のものは要注意
口にくわえたまま転んだり、何かにぶつかったり・・・。
突発的なアクシデントがあると口の中に簡単に刺さってしまい、とても危険です💥
手の届かない安全な場所に置いて下さい。
歯ブラシなど、どうしても使用する際は十分な注意が必要です。
舐める行為には危険がいっぱいですね😱💦
次回は、舐めることを前提にした、より安全な環境作りについてお伝えします😊